昨日は友人とコストコへ行ってきました。
私は会員じゃないので、同伴という形です。
レジのベルトコンベアに商品を置いていって、終わったら後ろの人と商品が混じらないように棒(語彙)を置くシステム
あーこうだったこうだったと、久々にアメリカを思い出す日でした。
主に生活用品を購入しましたが、案の定、息子氏におもちゃをせがまれました。
結構大きめのヘリコプターです。
帰宅後、息子氏と娘氏は火事とか地震が発生した想定で、ヘリコプターに救助要請とかしたりパパとママを寝室に避難させたりして遊んでいました。かわいいっすね。買ってよかったと思えました。
すいません、前置きが長くなってしまいました。
本題へ入ります。
人の体を任せられる医療従事者やセラピストは、「循環が~」と患者様によく説明していると思いますし、患者様もよく耳にすることと思います。
凝り=硬いと連想しますし、硬いと流れ(循環)が良いかと言えばそうではないイメージがありますよね。
意外とよく口にしていることとか当たり前の現象って、質問されたら答えられないこと多くありませんか?
空はなんで青いの?
とか
何で心臓はずっと動いているの?とか。
大人だって分からないことだらけです。
生理はなんで起こるの?
精子はどうやって作られるの?
当事者だけど分からないこともあります。
普段何気なく患者様に説明しているそれは、しっかり裏付けされているものになっているのか
施術者がそこを知っているのと知らないのとでは、言葉の重みや説得力が違います。
なので今回は
「なんとなく分かるしそうなんだろうけどそれって科学的に合っているの?」がテーマ
意外にそういうのって論文少ないのよね。
それでも肩こりの血液循環の論文があったのでご紹介しますが、先に結果を。
結果
肩こりは....
虚血状態である!
我々の認識は間違っていなかったです!
これで堂々と自信もって説明できますね^^
興味がある方は検査方法の具体的な詳細をお読みください。
被験者数:計169名(146名(内訳 女性102名 男性44名) 健常者23名(内訳 女性13名 男性10名))
測定部位:C7から肩峰ラインの筋肉:僧帽筋や棘上筋
測定方法:近赤外光照射により総ヘモグロビン量(Hb)と組織酸素飽和度(StO2)をチェック
※ヘモグロビンとは...酸素を運ぶ役割。値が低いと貧血起こしたり。
※StO2とは...酸素がどのくらいあるか
(はたらく細胞見ると勉強になるよ!)
BMI(皮下脂肪)が高いとStO2は高くなり、Hb量は低下することが明らかとなり正確な値が導き出せない
(やっぱり過剰な皮下脂肪は良くないんだな~)
しかしある検定では、BMI20~24だと相関が認められない
つまり皮下脂肪の影響を受けないことが分かった。
そこからさらに被験者を78名(健常者8名)まで絞り解析を行ない
肩こりの自覚がある方は、StO2とHb量は低下していたので要するに虚血の状態である。
論文:深部組織循環動態と肩こりの関係
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
また拙いブログを書きますので、引き続きよろしくお願いいたします!
鍼灸マッサージ院POWER
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