以前、不妊治療の鍼灸院で働いていたのですが
なかなか妊娠できず、悩まれている方が想像以上にたくさんおりました。
そして不妊鍼灸を受けるのは圧倒的に女性が多かったのですが、なかなか妊娠に至らない理由は女性側の問題だけではありません。
妊活におかれましては男性側にも問題があることも多々あります。というか50-50です。
妊娠率を上げるために精液所見を良くすることは必要なことなのですが、まだまだ男性の妊活に対する意識が低いのが実情です。
もちろんとても協力的なご主人もいます!!
それだけでとても奥様は安心されます。
妊活は二人三脚なのです!!(妊活だけではありませんが)
今回はホームケアの重要性ということで、お灸にフォーカスしていきます。
そして、最後のツボは
「三陰交」
鍼灸師じゃなくても知ってる有名なツボです。
字の如く、陰の3つの経絡が交わるところなのでとてもおトクな?ツボなのです。
婦人科疾患の際によく使わるれツボでもあります。
なぜホームケアが重要かと言いますと
週1回の治療をしたとして、残りの6日はご自宅で過ごすことになります。
ご自宅でケアをしないとその治療効果が落ちてしまう為、なるべく落ちないようにするのがこのお灸によるホームケアなのです。
不妊治療中は金銭的にもそうですが、様々、本当に様々なことが気になるので計り知れないストレスがあります。
そうすると自律神経が乱れてしまうので、ホルモン分泌が不十分になり卵子や子宮内膜、精子に影響が出てきます。
自律神経が乱れるとホルモン分泌だけではなく、様々な症状が出てくるのですが一つは「冷え」です。
女性=冷え性というイメージがあると思いますが、男性も意外と冷え性の方多いです。
しかもそれに気づいていない人が大半です。
不妊は冷えが大敵です
その為、ご自宅で足にお灸を毎日することを推奨しております。
足がポカポカする、なんだか良い感じとのお声をいただきます。
その「良い感じ」がとても大切で、妊活するきっかけづくりにご主人はなるわけです。
奥様がお灸をしていると、ご主人は遠くで不思議そうに見ていることが多いそうですが、ぜひお灸を体験してもらってください。
不妊鍼灸は継続がマストです。
理由としましては、妊娠しやすい身体を得る為には一朝一夕では得られないからです。
運動に置き換えて考えてみてもお分かりのように、継続してこそ効果が現れるのは治療も同じです。
これから妊活始めようと思っている方々、既に妊活中の方々。
見解の相違がお互いないようにご夫婦でしっかり話し合う時間を取っていただき後悔なく納得いく不妊治療にしていただきたく思います。
鍼灸マッサージ院POWER
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